雪が降る、リサイクルセンター

  

捨てられたはずのもの達はここで再生され、
そして、新しい利用者に引き渡される。

自転車のリサイクル。
毎日多くの人が修理をして持ち帰っていく。



それでも、使われないもの達は、部品取り車両として残され。
そして、やっと不要品となる。

雪が吹き込む屋外で、自転車の形をしていた物達が
最後の時を、ゆっくりと向かえる。
















天気が、移り変わる。
昨日の雪も解け出した北の港に、
チェーンの入らない道でたどり着く。




セリも終わり漁港は止まっていた。

  


漁に出た船は繰り返しこの港に戻る。


 




  



  


雪は、海から産まれて、
そして、海へと帰る。



   


雪の最初は海。

港で溶けて流れる雪。

都会から流れ出して戻る雪。

雪は最後に海に戻る。

   



何度も何度も繰り返して使われていく。
壊れて薪になるまで。



でも、最後は必ずある。




無駄の無い繰り返し、とは言い切れなくても。
リサイクルされる。






  





我々の車は都会へと戻る。




どんどん晴れ間に変わってゆく雪雲を連れて、元の場所へと戻る。




大きく見れば、何もかも繰り返し。

いずれは自然の何処かに帰ってゆく。

その返すまでの手順の無駄を無くすのが
いいリサイクル。


自然に習う通りに進められればいいけれど、
それが上手くは行かないならば、せめて道具を使いきってみようか?



雪解け水が、川を流れ、何本もの橋をくぐり、街を通り越して、
最後に、海へと流れるように、
うまくはいかないとしても。


作ってしまった物を、使いきる事も
キット、リサイクルになる。






recycle  kabun smena8 winter

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recycle:再生させる[する], 元に戻る.