spring special#2
桜散る。
サクラチル。
散っても出会い。
サクラが終わっても春。
春の色、都会の自然。
都会の犬。
都会の子供達。
みんな楽しく生きてゆく。
都会の大人。
暮らしてゆくなかで、シアワセを見つける。
でも、今、カウントダウンを始めようか?
忘れている春を、
遠い薄れてきた春を、もとめて。
サン、
ニイ、
イチ。
ゼロ。
騒音が消えた。
潮騒。
夜明け。
海から登る太陽を、
初めて見た。
やっと、
地球が回りだした。
月に引かれ、風に吹かれ、ヨセル波。
ただ聞こえるのは、潮騒。
空と同じ海の色。
なぜか何時も同じ。
まだ、人を拒む。
春の海に誘われる。
夏を待つ。
夏がやってくる海、南へと続く大海を見つめて。
夏でもないのに、ひかれてゆく人の気持の謎。
太古の歴史。
全ての源。
昔の春の海。
氷河が溶けて春が来た、大きな歴史の証拠。
海の犬。
海の子供達。
綺麗な海をあたりまえに育つ。
でも、この場所を出て都会に行く事があったとしても、
きっと、かならず帰ってくる。
太古の昔の海の記憶が、人を呼ぶ、
人は皆、海の子供だから。
たくさんの春が、海へと誘うように。
「春の海へと帰る」
oceans of spring: kabun smena35 2003spring
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