look of the sky      後編。















ガイドロープの外側の見学通路。


危険な場所としての立ち入り禁止。






  



許可をもらって。

中に入った。


















  



















  




 






























  































治癒された島は再び。






人の手で管理され始めた。





ハイッチャイケナイんだよ。

いくら煙突に呼ばれても。










草刈したんだ。

  

 






桜の木。

植えたのかな。









もう、昔の面影はなかった。










思い出とはもう違う場所。

























もっともっと、綺麗になっていくそうだよ。








保存?

そう遺跡の保存。






というか、芸術作品として再生して。


綺麗なところになるんだって。







屋根が付き、ワイヤーが張られ、煙突の中に階段が付き、

沼には文豪の古家が移築される。

















煙突たちは

オトナニナレナカッタンダ。





なんか、さみしい。












自然に毎年咲く夜の明かり。







 


風に揺れた。




人の手で触れることの出来ないハカナサ。







遺跡は自然に帰るはずだった。

















桜の花灯りだけの道をゆく。







風に少女の心も揺れる。












風化。



「風になることを止めるだけでは、

だめだったの?」と


























アートに変わっていく遺跡の上。



主は今も変わらず飛んでいる。




まだ、若い遺跡は、遺跡になりきれなかったのかもしれない。

オトナニ ナレナカッタノ カモシレナイ。

























記憶の島はもうなくなってしまうとしても




これからの島に「幸」多からん事を願う。


 






「最後の最後に記憶に焼き付けて」と、


「風化する廃墟」と名づけられた若い遺跡に

二人は呼ばれたんだ。
















保存をよろしく、本当にみんなの心をつむぐような。







  


保存をよろしく、みんなの記憶を紡ぐような。









島が皆に愛されるように。

島のおじいさんおばあさんたちの温かな心に添うように願う。



















あの桜の花びらが流れてきた。






つながる時間のように、


そして、変わる心の天気のように。








さようなら、嵐の記憶の「若い遺跡」。

さようなら、雨の島の「少女」。















さようなら、はじめて少女と出会った


曇りのち晴れの「ご褒美の島」。


移り変わる空模様のように、

心の中のさよならの意味はすべて違っていた。








look of the sky :kabun









ご感想ありがとうございます







look of the sky:空模様


犬島のこの遺跡は現在工事中の私有地となり、見学には許可が必要です。


島に呼ばれてこの移動写真をつくりました。




けして、開発への批判ではなく、心のままに描いてみました。

そして、
犬島だけではなく、島の幸せを願って。

保存して行くことも望んでいます。



日本全てが島国なのですから。





ご感想ありがとうございますコチラまで!

05/15(土) 22:56 芸術開発に疑問を持っています http://www.yanagistudio.net/inujima/こんなのになるのですね。
(inu)

プチ掲示板はメンテ中ですのでメインへお願いします。inuさんありがとね