灯火のような迷い鹿。
母を呼んだ。
迷わぬように灯を燈す。
そしていよいよ、 光が咲く。
青い闇に打ち勝つ力。
灯が作る夢。
光が迎えてくれた。
光に導かれるまま進んでゆく。
ゆめのなかへ
進んでゆくと。
夢は水に浮かんで揺れた。
そして 灯りは進む道を示して。
1300年前の奈良の歴史へと人を導く。
当時日本最高の高さを誇った塔。
シルクロードの果て。
仏教がたどり着いた証拠。
コンクリートのビルにその高さを超えられても、
建立した「光明皇后:あすかべひめ」の気持ちの高さは変わらない。
小さな光に意味があるように。
燈花とは、
灯心の先に咲く花のような塊。
それが出来ると縁起がいいとされている。
燈されたものは、ただの灯りではなくて。
人の幸福を願う光。
幸多かれと願う
揺れる優しい灯りは。
ここから世界に広がり、
人を幸へと導くだろう。
小さな光の花畑で、大きな力と出会った日。
奈良の今日の天気予報は、台風の雨のち、快晴だった。
candlepower:kabun nara toukae
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